まさにBandcampのみで作品を公開している非常にパーソナルなアーティストのようです。
しかしマイナーのままでいるのは勿体ない良質な音楽を聴かせてくれます。
The Durutti Columnに通じるギターやMercury Revに通じるコーラスワーク、全体を心地よく包み込むリバーブエフェクト。
程よいアンビエントドローンに生楽器が溶け合い、非常に心地よく耳に響きます。
何といってもコーラスとエフェクトのセンスが秀逸であり、独自の音世界に引き込まれます。
宗教的とも言える高尚な音楽性は個人的にツボです。
さすがにレコーディング環境のせいか音質はあまり良いとは言えませんが、メロディーラインやアレンジに関しては遜色がなく、しっかりした環境でプロデュースされれば化けるでしょう。
そういった意味でも、発表の場を増やさないでいるのが勿体ないアーティストだと思います。
アルバム
- Cannonball Conundrum (2011)
- Triangles For Passion (2012)
- Alleviate (2012)
- Advice From A Friend [EP] (2013)
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