何が始まるかと思いきや、生ギターの速弾きに、ハードコアなドラミング。
そこに乗っかってくる叙情的なヴァイオリン。
それに呼応してヘッドバンキングに興じる(?)オーディエンス…。
これはスゴイ。今まで聴いたこともないジャンルの音楽です。
個々の高い演奏力が極限まで研ぎ澄まされてこそ、ここまで唯一無二な音楽を確立できるのでしょう。
The Crooked Fiddle Bandはオーストラリアのシドニーを拠点に活動している4人組バンド。
公式サイトを見ると、欧州でいくつかのフェスティバルに出演している模様。
メジャーになるかどうかは正直微妙だと思いますが、彼らの演奏から発せられる得体の知れないエネルギーは、音楽の底知れない可能性を感じます。
森の中でヴァイオリン奏者の女性を囲みながらシャウトしている開放的な姿が、それを何より物語っています。
アルバム
- Crooked Fiddle Band (2006)
- Rise (2008)
- Overgrown Tales (2011)
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